【2020年】初心者向け米株ETFの選び方とおすすめ銘柄3選

最近は外国株投資が比較的簡易に出来るネット証券会社も増えてきて、成長性のある米株へ投資する人が増えてきましたね。

私も「日本よりアメリカの方が成長性高そうだし、投資するならアメリカでしょ!」と軽い感じで米株投資を始めたうちの一人です。

初めて米株を買う人におすすめなのが、米株ETFの購入です。

米株ETFは為替手数料などのコストもありますが、長期で保有することを考えれば低コストで安定したリターンを続けている優良なETFが多く、実際日本人の米株投資家からも米株ETFは人気です!

そこで今日は初心者でこれから米株投資を始めていきたいけど、何から買えば良いか分からない!という人向けに、ETFの選び方とおすすめの銘柄を紹介していこうと思います^^

米株ETFの選び方の基本

アクティブ運用型よりインデックス運用型を選ぶ

http://from-zero-asset.com/wp-content/uploads/2019/12/prof-smile.png
エイミー

ETFを選ぶ時は、アクティブファンドよりもインデックスファンドを選ぶようにすると良いよ。

MEMO

インデックス運用型のファンド

市場平均(ベンチマーク)と同じ動きをする運用成果を目指すファンドのことです。市場平均は日本株であれば日経平均やTOPIX、米株であればS&P500などを指します。

アクティブ運用型のファンド

独自の銘柄選択により、市場リターンを上回る運用成果を目標とするファンドのことです。インデックスファンドと比較して手数料が割高になります。

ETFの多くがインデックスファンドなのですが、米株ETFの中にはアクティブファンドも含まれています。

アクティブファンドは市場全体のリターンを上回ることを目指して投資運用されるのですが、実際には9割以上のアクティブファンドが、インデックスファンドに負けると言われています。

え〜ナニソレ!?って感じですよね。

例えば「インデックス投資は勝者のゲーム」という本の中で2001~2016年でベンチマークとなるインデックスに負けたアクティブファンドの割合が示されています。

ほとんど9割以上、負けてますね(^_^;

おまけにアクティブファンドは手数料も高くなるケースが多く、コストはかかる上にリターンはインデックスに負けるとあれば良いとこなしなのです。

稀に高いリターンを続けるアクティブファンドがありますが、期待値としては低いので初心者は原則インデックスファンドを選ぶのが良いでしょう。

どの国の、何に投資するか?

http://from-zero-asset.com/wp-content/uploads/2019/12/prof-smile.png
エイミー

米株ETFとはアメリカの市場で取引出来るETFを指すので、投資先は必ずしもアメリカ株に限らないんだよね。

勿論アメリカ株に投資するものもありますし、その他の先進国、新興国に投資するもの、また株に限らず債券や不動産に投資する投資信託(REIT)もあります。

そのように膨大な種類があるETFの中で投資先として選ぶなら、初心者はまずは結局アメリカ株に投資するのが無難かと思います。

理由は単純で、アメリカ株が今も昔も総じて安定した高いリターンが得られる可能性が高い市場だと思われるからです。

アメリカの経済はもう成熟しきっているから、これからは新興国の株に投資した方が良いのでは?という意見もありますが、正直それは分かりません。

確かに新興国はこれから先も伸びしろが大きいというのは一理ありますが、結局まだまだ色んな点で遅れを取っているのは事実で高いリターンが得られるのが来年なのか、10年後なのか、30年後になるかは分かりません。

現実的にはインドやブラジルなどがあと2〜3年に急速に経済成長するという可能性は低いかなと考えています。

そうなると目下ある程度短い期間で、そこそこのリターンが見込めるのはやっぱりアメリカ、(+せいぜい中国くらい)、かなというのが私の見立てなのです。

連動する指標

http://from-zero-asset.com/wp-content/uploads/2019/12/prof-smile.png
エイミー

ETFは沢山の種類があるけど、基本的にインデックスファンドの値動きは連動するベンチマークが同じであれば同じ値動きをするよ。

インデックス型のETFであれば、ベンチマークとする指標が決められていて基本的にはそのベンチマークの動きと同じ値動きをするようになっています。

例えばアメリカ株の値動き指標として代表的なS&P500に連動するETFだと、

  • iシェアーズ・コア S&P500 ETF(IVV)
  • バンガード S&P500 ETF(VOO)
  • SPDR S&P500 ETF(SPY)

などがあります。

これらは3つとも米株市場に上場するETFでいずれもS&P500に連動するインデックスファンドなのですが、この3つのチャートを比べても値動きはほとんど変わらないことが分かると思います。

ちなみに、それぞれの1年、3年、5年の運用実績を数字で比べてもほとんど変わりません。

運用実績(%)IVVSPYVOO
1年32.4432.3132.41
3年15.4715.4014.96
5年11.8611.7811.68

ですから、基本的にはどの指標に連動するファンドを選ぶか?を決めれば、あとはどのETFを選ぶかについては後述する手数料を比較して出来るだけ安いものを選ぶのが良いでしょう。

そして初心者が初めて購入する米株ETFであればS&P500に連動するインデックスファンドがおすすめです。

リーマンショックのあった年などの短期的なパフォーマンスで見ればマイナスになる年もありますが、S&P500は過去100年長期で見ればずっと右肩上がりが続く指標です。

これまで上がってきたからといってもこれからも上がり続けるとは限らない、と言われればそうなのですが、やっぱり100年レベルで続く右肩上がりチャートは長期で見ればなかなか崩れないかなと。

表示されている期間が違いますが、日経平均株価と比較してもいかにS&P500が長期で成長を続けているかどうかが分かるかと思います。

必要な手数料

http://from-zero-asset.com/wp-content/uploads/2019/12/prof-smile.png
エイミー

ベンチマークが同じであれば出来るだけ手数料、かかるコストの安いファンドを選ぶのが良いよね。

例えば上記で挙げたS&P500に連動する商品であれば、

ファンド名 (ティッカーシンボル)信託報酬(税込)
iシェアーズ・コア S&P500 ETF (IVV)0.04%
バンガード S&P500 ETF (VOO)0.03%
SPDR S&P500 ETF (SPY)0.0925%

となっています。

値動きが同じであれば手数料は安いに越したことはないですよね。

ただし、ETFの場合は「買いたい時に買いたい値段で買えるかどうか」「売りたい時に売りたい値段で買えるかどうか」という点で出来高(実際に取引されている量)が出来るだけ高い銘柄が良いというのはあります。

一応平均の出来高でいえば上の3つの中ではSPYが最も多いのですが、VOO、IVVとも300万株以上あり、日本の株式市場で上場している米株に投資するETFと比較すれば遥かに大きな出来高があるので、あまり気にしなくても良いかと思います。

上記3つの中だとIVVかVOOはぶっちゃけどっちでも良いと思いますが、かの有名なバフェット氏が推奨していたETFはVOOだったということもあり、私も手数料の一番低いVOOを定期的に購入して保有しています。

米株ETFはどこで買えば良い?

日本のETFより米株ETFがおすすめな理由

http://from-zero-asset.com/wp-content/uploads/2019/12/prof-smile.png
エイミー

日本の投資信託や国内に上場しているETFでも米株に投資するものは沢山あるけど、私は長期保有目的なら米株市場に上場しているETFを購入する方がおすすめだよ。

米株に投資するETFというだけであれば、国内に上場しているETFでも米株に投資するETFは沢山あります。

そして何なら投資信託の中にも、米国のS&P500をベンチマークとするインデックスファンドがあります。

それでも、米株へ投資するインデックスファンドを選ぶなら、私は米株市場に上場しているETFを選ぶことをおすすめします。

その理由は、「保有コストの安さ」「流動性の高さ」です。

保有コストの差について

米国ETFと日本の株式市場で上場出来るETFを比べると、前述の信託報酬に差が出てきます。

例えば日本で上場しているETFだと、「iシェアーズ S&P 500 米国株 ETF(1655)」は上述のIVVとほぼ同じファンドですが、日本の市場で購入した場合の信託報酬は0.165%です。

IVVの0.04%と比べると手数料は単純に4倍になっているということなんですよ。

ただし短期で見れば、米市場で購入しようとすると為替の手数料もかかるので、必ずしも米市場で購入した方がコストが安いとは言えなくなります。

それでもインデックスファンドへの投資は長期間の保有を前提として行うものなので、5年、10年と持ち続けると信託報酬のコスト比率は為替手数料よりも大きくなりますし、たかが数%の手数料の差とはいえ年数を経るにつれてこの手数料の差は大きくなってくるのです。

流動性の高さ

もう一つ、米市場で購入するメリットとしてはその流動性の高さが上げられます。

株の取引において、「買いたい時に買いたい値段で売れるか」「売りたい時に売りたい値段で売れるか」という点で取引量が多ければ多いほど流動性が高くなります。

ファンド名 (ティッカーシンボル)平均出来高
米ETFiシェアーズ S&P 500 米国株 ETF (1655)25,000株
日本ETFiシェアーズ・コア S&P500 ETF (IVV)400万株

見ての通り、出来高の桁が違うのですよ。

ですから米市場で取引した方が圧倒的に流動性が高いのです。

証券会社はどこを使う?

最近はどこの証券会社でも外国株の取引が比較的簡単に行えるようになっているので、ぶっちゃけどこでも良いと思いますが、やっぱりこれから新規に口座を開設するならネット証券が便利です。

外国株の取引量が多く、手数料も比較的割安で取引出来るのはSBI証券、マネックス証券、楽天証券の3択かと思います。

この3社はいずれも米株売買手数料は、約定代金の0.45%(手数料が2.02ドル未満の場合は0)、上限が20米ドルとなっています。

さらに、SBI、マネックスでは2020/1/2〜対象銘柄のみですが米株の買付手数料をキャッシュバックして、実質無料化されるようになりました。

※SBI、マネックス買付手数料キャッシュバック対象銘柄

バンガード トータル ワールド ストックETF(VT)
バンガード S&P 500 ETF(VOO)
バンガード トータルストックマーケットETF(VTI)
iシェアーズ S&P 500 ETF(IVV)
SPDR S&P 500 ETF トラスト(SPY)
ウィズダムツリー インド株収益ファンド(EPI)
ウィズダムツリー米国株高配当ファンド(DHS)
ウィズダムツリー米国大型株配当ファンド(DLN)
ウィズダムツリー米国株クオリティ配当成長(DGRW)

この後紹介するおすすめ銘柄のVTIやVOO/IVVも含まれています。

私は3つとも口座を持っているのですが、外国株は種類が多いマネックス証券を利用して購入することが多いです。

マネックスは特に米株についてはチャートも使いやすくてUIも良いので初めて外国株を始めるのであればとりあえずマネックス証券で口座を作るのおすすめです^^

とりあえず米株投資を始めてみたい人におすすめのETF3選

ここまでで米株ETFを始める人向けに銘柄選びのポイントなど紹介してきました。

以上をふまえた上で、私も保有している初心者にもおすすめの日本で買える米株ETF銘柄3選を紹介したいと思います。

バンガード S&P500ETF (VOO)

まずは上でも出てきましたが、最も初心者にもおすすめで比較的リスクを抑えてリターンを期待出来る、S&P500に投資するインデックスファンドの一つであるVOOです。

ベンチマークS&P500
時価総額$119,032
出来高3,248,060
信託報酬0.03%
組入銘柄数509
トータルリターン1年 32.41%
3年 14.96%
5年 11.68%
直近配当利回り1.93%

同じS&P500に投資するIVV、SPYともリターンは変わらないのでどれでも良いのですが、バフェット氏も推奨していたETFとのことでこのVOOを一番のおすすめに挙げています。

「色々銘柄分析したりするのめんどくさいけど、堅実に利益を出したい」という人はとりあえず何も考えずS&P500を積み立てておけばOKという感じです。

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF (VTI)

VTIは一言でいうなら「米株市場全体に投資する」ETFです。

米国株式市場の投資可能銘柄のほぼ100%を対象にした指数に連動します。

ベンチマークCRSP US トータル・マーケット指数
時価総額$117,851
出来高3,625,467
信託報酬0.03%
銘柄数3606
運用実績1年 31.65%
5年 14.29%
10年 11.24%
直近配当利回り2.16%

値動きとしては、米株の値動きの指標となるS&P500に連動するVOOと似たような値動き・リターンになっているとは思いますが、組み入れ銘柄数が3000越えと多く分散性が高いETFになっています。

分散性の高さをメリットと取るかデメリットと取るかは意見が分かれるのですが、一部の銘柄やセクターがダメージを受けた際には下落の下支えになりやすいと思います。

上位組み入れ銘柄はVOOと似ているので、リターンも大きくは変わりませんから、VOOとVTIは両方持ったからといって特に分散になるわけではないかなという気はしますね。

VOO/VTIともいずれも米株投資家の中では優良ETFとして人気の銘柄です。

バンガード・米国高配当株式ETF (VYM)

3つめは私のお気に入りの高配当株ETFを紹介します。

VYMは大型株のうち配当利回りが市場平均を上回る銘柄で構成されるファンドです。

いわゆる「高配当株投資」をまとめてやってくれるファンドになります。

ベンチマークFTSE ハイディビデンド・イールド指数
時価総額$24,705
出来高1,933,885
信託報酬0.06%
銘柄数419
運用実績1年 25.51%
3年 10.38%
5年 9.67%
直近配当利回り3.34%

高配当株式ファンドの中では出来高が多く、信託報酬も0.06%と比較的安く、リターンもそこそこ安定しているので自分も保有しているETFの一つです。

直近のリターンでいえばVOOやVTIには負けているのですが、高配当株は景気が悪化して価格が下落した時にも、配当利回りの高さが下落の下支えになりやすいです。

今米株が絶好調なのでそれほどパフォーマンスの良さを感じませんが、これから先株価が下がってきた時にも大きな値下がりをしにくい銘柄となってくれるかと思います。

まとめ:初心者におすすめの米株ETFの選び方とおすすめ銘柄

これから米株投資を始めよう!という人におすすめの銘柄選びのポイントや、おすすめ銘柄を紹介してきました。

米株ETF選びのポイント

  • インデックスファンドを選ぶ
  • ベンチマークはS&P500に連動するものが初心者にはおすすめ
  • 出来るだけ手数料の安いファンドを選ぶ
  • 長期保有なら日本のETFよりアメリカETFの方が保有コストが安く、流動性も高いのでおすすめ

以上をふまえて初めてのETF購入であれば、、、

  • S&P500に連動するVOOもしくはIVV
  • 米株市場全体に投資するVTI
  • 高配当銘柄中心に構成されるVYM

あたりが初めての人にもおすすめの銘柄かと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です