投資信託のおすすめってどれ?選び方のポイントを解説するよ!

前回の記事では、投資や資産運用初心者に「投資信託」がおすすめなこととその理由、投資信託のデメリットなどについて書きました。

投資信託って何?資産運用初心者には投信の積立がおすすめ

投資信託はプロにお金を預ければ、良さそうな投資商品に分散して投資してくれるので、少ない金額で分散投資も出来て、比較的リスクの低い投資商品です。

ただし確かにメリットが大きいのですが、ちゃんとした商品を選ばないと手数料ばかり高くなって元金と比べて全然儲かってない…なんてこともあります。

特に証券会社や銀行の「おすすめファンド」として上がっている商品は手数料が高くて主にこういった販売側の儲けが大きい商品ばかりです!

そこで今日のブログでは、投資信託を購入するときの選び方のポイントを解説していこうと思います。

ほぼ同じ内容はYouTubeで動画でも作ってます(*´艸`)

耳だけでも割と聞けると思うので、ながらで耳学したい人におすすめです。

投資信託にはどんな種類がある?

個別の株も沢山種類があってどれに投資するかを選ぶのって大変そうですが、実は投資信託も数千種類を超える種類があります。

勿論どれでも買えばOKではなく、ある程度選定していかなければダメです。

投資信託の種類は確かに多いですが、まずは「どこの国の」「何に」投資するかでざっくりと分類することが出来ます。

どこに国かは、「日本」「アメリカ」あるいは先進国全体だったり、新興国(中国・インドなど)メインだったり色々です。

何に投資するかは「株」「債券」「不動産」「コモディティ」などこれもいくつかの種類があります。

また、これらの色々な投信を更に組み合わせた「バランス型」というものもあります。

何に投資するか…長期投資なら株メイン

「何に投資するか」については、長期投資が可能なら株式の投信をメインに購入していけば良いと思っています。

「株」と「債券」はよく比較されるのですが、株は比較的ハイリスク・ハイリターン、債券はローリスクローリターンと言われていて、この2つは逆の値動きをすることも多いです。

つまり株が上がっている時は債券は下がり、株が下がっている時は債券が上がる。

確かに株式投資は1年だけの単体で見るとプラスになることもマイナスになることもあり比較的ハイリスク・ハイリターンなのですが、長期で保有すると最終的にはプラスのリターンを生みやすいと言われています。

「ウォール街のランダムウォーカー」より

↑の図でも示されているように、投資期間が20年、25年と長くなるほどトータルすればプラスリターンになりやすいのです。

また、インフレ(現金の価値がどんどん下がっていくこと)を考慮すれば、長期で収益をあげやすいのも株式だと言われています。

「敗者のゲーム」より

ですので、あなたが20代、30代でまだまだ定年まで充分に資産運用を出来る期間があるのであれば、株式をメインで購入して債券はあまり持たなくても良いかなとは思います。

ただ、年齢を重ねるにつれて、株以外の債券や現金などの資産の比率を増やした方が良いと言われています。

↑の図をみると、長期で持っていれば株で損することはなさそうに見えます。

これはコツコツ積立を続けて50代、60代になった時にリーマンショックのような暴落が起こる可能性を考慮していないのです。

若いうち、つまり20代や30代での暴落は、その間もコツコツ投資を続けていくことで株や投信を安く仕入れることが出来て、後に値上がりすれば大きな利益にすることも出来ます。

ただ、資産形成の終わりの段階で暴落が起こった場合は問題です。

リーマンショック級の暴落が来れば、株式のみの資産だとあっという間に資産は半分くらいに減ってしまう可能性があります。

給与収入が途絶えた瞬間に暴落して現金が全く手元になかったら、値下がりした株や投信を、損すると分かっていながら切り崩さなければならなくなるかもしれません。

若いうちはある程度資産を築くために積極的に株式に運用しても良いと私は思っています。

それでも私は債券の投信は全く保有していないですが生活防衛費も含めた現金はある程度手元に残している状態にしています。

ある程度手元に現金を残しておくことで、暴落時に買い増しする余力にすることもできます。

ちなみに不動産は投信で運用しても旨味が少ないと思うので不動産投資信託はあまり保有していませんが、分散として少し持つのは悪くないと思っています。

どこに投資するか…おすすめはアメリカをメインにする

どこの国に投資するか…これは今の現状だと「アメリカ」メインでの投資が一番期待値は高いと思います。

「日経平均株価」とは日本の経済指標の一つで、日本株の価格の指標になっています。

2016〜2017年はアベノミクスの効果もあって順調に伸びているように見えますが、ここ数年は上がったり下がったりですね。

一方で下はS&P500というアメリカの株価の指標の一つです。

この5年間を見ても、順調に右肩上がりなのが分かると思います。

確かにこれは過去の話であって今後もアメリカが右肩上がりに成長するかは分からないのですが、じゃあまず日本がこれからも発展していくかと言われると難しいと思うのです。

企業が成長して経済が発展していくためには人口が増えて国内での需要が増えていくことは必須だと思うのですが、日本は少子高齢化で人口は減少の一途です。

一方でアメリカは移民が多いこともありますが人口は右肩上がり、まだまだ経済が成長していく余地があるのです。

インドや中国などの新興国がこれからは来るのでは?アメリカが衰退した時のために新興国にも投資した方がいいのでは?という意見は間違ってないのですし、長期でみれば可能性はあると思います。

ただ、正直今の段階だとまだ分からないという状況で、そもそもこれだけの経済大国アメリカの経済状態が悪くなったら多分世界中の国が大打撃だと思うのです。

なので今の段階で新興国への投資がアメリカオンリーへの投資よりリスクが減らせるかといえばそうでもないと思うので、ひとまずアメリカ優先で投資をしていくのが一番だろうというのが私の意見ですね。

投資信託を選ぶ時の5つのポイント

投資信託のおすすめはアメリカの株式に投資することなのですが、もう少し投資信託選びのポイントを書いておきます。

これは株以外の投信を買う時にも共通する考え方になります。

インデックスファンドを買おう

投資信託にはインデックスファンドとアクティブファンドという大きく分けて2種類のものがあります。

インデックスファンドとは、「インデックス指標」に連動するものを言います。

「日経平均株価」「TOPIX」などの言葉をニュースなどで聞いたことはありますよね?

これらは日本の株価全体の動きを表す「インデックス指標」になります。

一方でアクティブファンドはこのインデックス指標を超えることを目指して運用される投信です。

…と、これだけ聞くとアクティブファンドの方がなんだか儲かりそうですよね?

なのになぜインデックスファンドがおすすめなのか?

一つには、アクティブファンドは「インデックスを超えよう」として一生懸命運用されているためインデックスファンドよりも手数料が高くなりがちです。

さらに残念ながらその努力むなしくほとんどのアクティブファンドが実際にはインデックスファンドに負けてしまっているのです。

負けるどころか、途中で運用をストップしてしまうものもあります。

「ウォール街のランダムウォーカー」より

↑の図は「ウォール街のランダムウォーカー」という本の抜粋で少し古いですが、1970年に358本あった投信のうち274本は途中で消滅してしまっています。

更にその生き残った投信84本のうちS&P500(つまりインデックス平均)に勝てた投信は半分もないのです…(O_O)

つまり1970年の段階で存在した投信のうち、インデックス平均に勝てたものは1割もないということになります。

さらに手数料も1%ほどインデックス投信より高いものが多いことを考えれば、手数料を上回ってインデックスファンドに勝てるアクティブファンドはとても少ないのです。

ちなみにこれは古いデータなので今はもっと沢山の種類、数千種類の投信がありますけどね。

色々なデータから「アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない」ということが言われ続けているのです。

そうなるともはやアクティブファンドの存在意義が不明と思われるかもしれませんが、こういった情報にアクセス出来ない人は「なんかこの投信すごそう」と思って買ってしまう人が多いですし、運用会社は手数料も沢山取れるので儲かるのが事実なのです…。

出来るだけ分配金は出さない投信がいい

投資信託は分配金と言って、一定期間毎に私たち投信の購入者にお金を出してくれるシステムがあります。

銀行の利息や株の配当に近いイメージを持たれるのですが、実は全然仕組みが違います。

分配金は私達が預けたお金から出ているだけなので、分配金を出すと投信として預かっている運用資産が減り、基準価格は下がってしまうのです。

つまりは「はい、お小遣い」といってもらえる分配金は、

「いやいや、それ、もともと私が預けてるお金やん」

ということです。

なんだか矛盾に感じるかもしれませんが、毎月分配金を出す投信は、なんとなく毎月お小遣いが貰える感覚で高齢者を中心に人気です。

しかし若いうちは出来るだけ多くの資産を運用にまわして後の資産を築くようにした方が効率が良いので、出来るだけ「毎月分配金が出ます!」のような分配金を売りにした投信は買わない方が良いです。

あまりに小規模な運用会社の商品は避ける

投資信託を購入するときには、販売会社(銀行や証券会社)を通じて購入し、このお金を使って投信を実際に運用して商品を作っているのは運用会社です。

販売会社はただの窓口なので楽天証券で購入するか、SBI証券で購入するかは購入時の手数料の差以外は大した問題ではないのですが、運用会社があまりに小規模な会社だと途中で運用をストップしてしまう可能性がゼロではないと言われています。

途中で運用をストップされたとしても、持っていた株の会社が倒産した場合と違って自分のお金がゼロになってしまうわけではないですが、途中償還といってその時の基準価格で強制的に払い戻しされてしまいます。

前述のようにアクティブファンドの中には途中で運用ストップになるものもあるので、あまりマイナーな運用会社の商品は選ばない方が良いかと思います。

出来るだけ手数料の安いものを選ぶ

手数料はとにかく安いに越したことはありません。

投信には3種類の手数料があることは前回の記事でも説明しました。

購入時手数料は特にネット証券では無料のもの(ノーロードと言います)も多いです。

信託報酬は無料のものはないですが、保有している間ずっとかかるので実は一番大きな負担です。

特に投資信託は年平均7〜10%も上がればかなり良いパフォーマンスを出している方なので、数%の手数料の差はそのリターンに大きく影響してきます。

「手数料が高い=頑張って運用してくれる良い商品」ということはぜ〜〜ったいになく、むしろ前述のように手数料の安いインデックスファンドの方が、手数料の高いアクティブファンドよりも一般に運用成果が良いことが多いです。

インデックスファンドであれば信託報酬が1%をきるものがほとんどですが、逆に1%を超えるものは原則選ばないことが無難です。

一般に銀行や証券会社は手数料が高い投信の方が自分達の儲けになるので勧めてくる場合が多いです。

銀行の「おすすめ商品」は絶対に信用しないようにしましょう(^_^;

過去の伸び率が悪い商品はやめとく

最後に、投信の運用成果については過去の成果が必ずしもあてになるわけではありません。

ただ、過去にボロボロの成果しか出していない(つまり全然利益が出せてない)投信がこれから伸びることはまずないのでやめておきましょう。

「コインを投げて3回裏だったんだから次は表が出る確率が高い」理論は通用せず、何回目であっても次に表が出る確率は1/2です。

むしろこれまで3回裏が続いているのだから何かしらそのコインに「裏が出やすい細工がしてあるのかもしれない」可能性があり、次も裏が出る可能性の方が高いかもしれません。

要するに、「これまでダメだったからこれからは伸びる可能性がある」ということはなく、「これまでダメだったからこれからもダメな投信である可能性が高い」です。

細かい分析が出来なくても、証券会社の投信の個別ページには基準価格の推移が載っています。

一時的な下落はあっても右肩上がりにリターンが上がっている投信かどうかは確認しましょう。

たとえば↑のチャートは私も購入しているおすすめ投信の一つ、「eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)」という投信です。

一時的に下落することはあっても、長期で見れば一定してプラスのリターンを出し続けているし、資産総額も順調に増えているファンドであることが分かると思います。

また、証券会社や銀行のサイトに書いてある「おすすめ!トータルリターン〇%!」のような文字はあまり信用しない方が良いです。

というのも、このトータルリターンはどの期間を取って比べるかでいくらでもいじれます。

特に伸びた1年間だけを切り取って「収益率30%!」とかの広告をうつのは簡単なので、あまり信用しすぎないほうが良いです。

絶対に証券会社の「おすすめ商品」は選ばない

補足ですが、各証券会社の「おすすめファンド」は選んではいけません。

例えば楽天証券にも「専門家のおすすめファンドセレクション」のようなコーナーがあります。

よく分からないととりあえずこういうおすすめから選びたくなってしまうかもしれませんが、こういった場所でおすすめされているのは基本手数料の高いアクティブファンドばかりです。

手数料が高い方が証券会社や銀行にとっては儲かるので当然といえば当然なのですが…。

実際↑で紹介されているのも、手数料が1%を超えるようなアクティブファンドばかりです。

記事の中でも書いたように手数料が高いからといって良い運用をしてくれるわけではないですし、多くのアクティブファンドがインデックスファンドに負けているのが事実ですからね…。

総合しておすすめの米株投資信託を2つ紹介

では最後に、ここまで紹介してきた投資信託の選び方のポイントをふまえて、私自身も積立で購入しているおすすめの投資信託商品を二つ紹介します。

いずれもアメリカの株式に投資するインデックスファンドで、楽天証券で購入することが出来ます。

投資信託の積立買いは楽天証券を利用するのがおすすめです。

楽天証券

というのも、楽天証券は楽天カードを持っているとクレジットカード支払で投信を購入することが出来て、その購入金額に対して1%の楽天ポイントが貯まります。

この楽天ポイントは楽天市場でのお買い物に使うことも出来ますし、更にこのポイントで投資信託を購入することも出来るのです。

クレジットカードで投信が購入出来て、カードポイントがつくのは今のところ楽天証券だけなのです!

eMAXIS Slim 全米株式(S&P500)

eMAXISというシリーズの投資信託は、三菱UFJ国際投信が運用している投信です。

このeMAXIS Slim全米株式(S&P500)は、S&P500というアメリカの株式指数に連動するインデックスファンドです。

S&P500はこの記事の途中でもチャートを載せていますが、ずっと右肩上がりに成長を続けている株価指数の一つで、「とりあえずS&P500を積み立てておけばOKだよね?」というくらいの認識で積み立ててる人も多い商品ですし、少なくともこれまではこの考えで間違っていません(^_^;

投信のパフォーマンスも一時的に落ち込む時はあっても、安定してプラスのリターンです。

出来るだけ手数料の安いものを選びましょうと書きましたが、このeMAXIS Slimは手数料もとても良心的です。

購入時手数料なし
運用管理費用0.0968%
信託財産留保額なし

購入時手数料、信託財産留保額もなく、運用管理費用は0.1%以下で、インデックス投資信託の中でもかなり手数料は低めの部類に入ります。

何を買うか迷ったら、とりあえずこのeMAXIS Slim に積み立てればOKと思います。

楽天・全米株式インデックスファンド

通称「楽天VTI」と言われています。

VTIというのは「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」と呼ばれる、アメリカのバンガード社が運用しているETFです。

ETFというのは「上場投資信託」のことで、株のように市場で売り買いされている投資信託商品のことです。

楽天・全米株式インデックスファンドは、このVTIと呼ばれるETFに投資するファンドです。

上述のeMAXIS Slimとの違いは、いずれも米国株式に投資するファンドですが、eMAXISがS&P500の組み入れ銘柄に主に投資するのに対し、VTIは米国株式全体でさらに広範囲に投資をしています。

ただ、そうはいっても上位に組み入れられている銘柄は同じものも多く、どちらの投信も米株市場全体の値動きの影響を大きく受けるので、リターンは似たような形になると思います。

楽天VTIの手数料もとても良心的です。

購入時手数料なし
運用管理費用0.162%
信託財産留保額なし

こちらも購入時手数料、信託財産留保額はなしで、運用管理費用も0.162%と低めのコストに抑えられています。

eMAXISとの違いはそこまでないですが、楽天VTIの方が広範囲に投資範囲が及んでいる分、少しだけ値動きがマイルドな印象はあります。

私はここで紹介した2種類の投資信託に毎月つみたてNISAの満額+αで積立を続けています。

まとめ-投資信託の選び方のポイントとおすすめ商品

今日は投資信託選びのポイントと、おすすめ商品を紹介してみました(*´艸`)

投資信託を選ぶ時のポイント
  1. 何に投資するか…長期では株式メインがおすすめ
  2. どこに投資するか…アメリカが優先
  3. インデックスファンドを買おう
  4. 分配金は出さない投信を選ぼう
  5. あまりに小規模な運用会社の商品は避ける
  6. 出来るだけ手数料は低いものを選ぶ
  7. 過去のリターンが悪い商品は避ける

繰り返しになりますが、証券会社や銀行の「おすすめ商品」を買うのはやめましょう。

では、今日はこの辺で!

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